痔瘻は肛門の近くにできる膿の管です。ただし勝手にあるわけではなく、ちゃんとしたルールをもって広がっています。その入口は、肛門と直腸との境にある波形の歯状線といわれる所の凹みの部分にあります。これを痔瘻の原発口、あるいは一次口とよびます。そこから括約筋を貫いて肛門のまわりに開口します。これが外口、あるいは二次口とよばれるものです。その間にある膿の管を瘻管といいます。原発口はもともと肛門腺の開口部で、そこが化膿して膿の管ができたのです。
痔瘻の中には、肛門のまわりに開口しないで奥の方へと進んで直腸のまわりに広がったり、直腸の中へ破れているものもあります。