尿失禁にはいくつかのタイプがあり、それぞれに合った治療を選択すると改善した症例も多数あります。痴呆や動作障害の程度が強くなってきた高齢者には、尿失禁の頻度も増え、機能性尿失禁になっているケースが多数見られます。この場合、治療には抗コリン剤などが多く用いられます。尿失禁が改善されれば、日常生活に、そして痴呆に、少なからずよい影響を与えることになります。痴呆だから、あるいは動作障害があるから尿失禁はやむをえないとあきらめないで、専門医に相談して適切な治療を行ってください。