どうして妊婦は便秘になりやすいのですか?
妊娠すると乳腺の発達をうながしたり、妊娠を順調に進める為に黄体ホルモンがたくさん分泌されます。この黄体ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなって便秘しやすくなります。また、大きくなった子宮が腸を圧迫します。妊娠中は運動不足にもなりがちです。
妊娠すると乳腺の発達をうながしたり、妊娠を順調に進める為に黄体ホルモンがたくさん分泌されます。この黄体ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなって便秘しやすくなります。また、大きくなった子宮が腸を圧迫します。妊娠中は運動不足にもなりがちです。
妊娠中はなるべく薬に頼りたくないものですが、あまりに苦しい場合は医師に相談してください。薬の中には子宮収縮を誘発したり、流早産の危険性があるものもあるので、妊婦さんが使用できないものもあります。
食事や冷えなどに注意しましょう。安定期に入ったら積極的に運動することも大切です。マタニティビクスや散歩など、妊娠中でも安心してできるものがよいでしょう。便秘の予防とおしりに負担のかからない生活が重要です。
生活習慣を見直してみましょう。 かかりつけの産婦人科の担当医にもご相談ください。症状が悪化したり、気になるかたは、専門医がいる肛門科の病院へ行くことをおすすめします
痔の原因となる便秘になる人が増えます。また、子宮が大きくなると静脈がうっ血しやすくなり痔核もできやすくなります。時々、横になって休むといいです。
出産経験のある女性の7割近くに痔の経験があるという報告もあります。
助産婦や看護師が肛門を押さえる脱肛保護という処置があります。かかりつけの病院へご相談ください。
便秘にならないように気をつけて、排便をがまんしない、5分以上便座に座らない、おしりを清潔にするなど、心がけましょう。出血が続く時は、専門医の受診をおすすめします。
必ず、医師にご相談ください。妊娠初期での薬の使用は、避けたほうがよいです。妊娠の時期や、薬の成分でも使用してはいけない場合がありますので、注意が必要です。
便秘がちになりやすく、いぼ痔や切れ痔になる人が多いようです。
産後に症状が治まる人もいらっしゃいますが、中には再発したり慢性化する人もいらっしゃいます。
出産で腹筋が緩んだ状態となり、授乳で慢性的な水不足になりがちで、便秘になりやすいことが要因として挙げられます。水分や食物繊維を多く摂るように心がけましょう。また、育児や家事による体への負担やストレスも原因となることがあります。
まずは産婦人科の医師にご相談ください。直接専門医にご相談いただいてもかまいません。
治療はできるだけ、保存的治療(お薬での治療)を試みます。 場合によっては、手術を行うこともありますが、一般に安定期に行うほうが良いでしょう。
お産のときに無理をして裂けるのが原因でおこります。 肛門と膣の間は薄く、出産のときに負担がかかります。 この部分の伸びが悪くなっている人におこりやすく、この修復には、出産直後に縫い綴じるのが一番ですが、治りにくい場合もあります。筋肉の損傷の程度によっては、便失禁やガス漏れが生じることもあります。
妊娠、出産で痔が悪くなる人は多く見受けられます。 小さな子供がいて、入院・手術のため長期間家庭を留守にすることは容易にできることではありません。症状によっては結婚・妊娠前に思い切って手術を受けることをおすすめします。創の治りや排便コントロールのため、少なくとも3ヶ月前には受診されてください。
はい。くるめ病院では、絵本なども用意したキッズコーナーをおります。診察室も個室になっていて一緒に入ることができます。
便通に良い食事を心がけましょう。朝食をきちんととりましょう。ヨーグルトや野菜、くだものをたっぷり食べましょう。りんごは下痢の方にもおすすめです。山芋、わかめ、納豆、ごまなどもおすすめです。また、飲酒を避けるのはもちろんですが、刺激物のとりすぎに注意しましょう。