院長挨拶

2022年を迎えて

昨年の2021年は、新型コロナウイルスとともに生きることに無理やり慣らされてしまった一年でした。ただ、秋ごろからは感染状況も落ち着き、少しずつ日常を取り戻すこともできるようになりました。今後は、どのような状況になっていくのでしょうか。いずれにせよ、状況にうまく対応して新型コロナウイルスとともに生活し、日常を過ごしていく必要があるのでしょう。

くるめ病院は、大腸肛門疾患の専門病院です。専門病院と自ら宣言するのですから、この分野においては他の一般病院と比較すると、同じ疾患を多く診療することができています。その結果として患者様には、その経験を多く還元しなくてはなりません。より速やかに診断、治療に結び付けるための知識と技術を高め続ける努力が必要になります。今年も病院全体で、その努力を継続していきたいと考えています。その一方で、患者様は大腸肛門疾患だけを持って受診されるわけではありません。年齢に関わらず他の疾患を合併している場合が多くあります。専門領域の疾患ばかりの診療を行っていると他の領域に関する知識、経験がどうしても乏しくなってしまいます。そこで、地域の先生方にリスクの評価や他の疾患の診断、治療をお願いしています。地域の先生方のご協力には、常々大変感謝をしております。

現在当院は、常勤医4名と非常勤医5名で医療にあたっており、その中で非常勤の先生方の多大な協力のおかげもあり、日常診療をからがらに成し遂げている現状です。患者様への影響が出ないように業務の効率化を図り、全職員で一丸となり診療を行えるように工夫していますが、患者様の待ち時間が発生したり、メディカルスタッフの負担増などの問題も発生しています。そのため当院では、常に医師を募集しています。あらたに大腸肛門分野の診療を経験したいという先生や、すでに大腸肛門病の経験をお持ちで、さらに経験を積んで将来の飛躍につなげたいといった先生方がいらっしゃれば、大歓迎ですのでご連絡いただきたいです。

より安全で質の高い医療を提供できるよう職員一同尽力していきたいと思います。
何か至らない点がありましたら、どうか遠慮なくおっしゃってください。可能な限り改善してまいります。

社会医療法人社団高野会くるめ病院
院長 野明 俊裕