十二指腸潰瘍とは?

十二指腸は上腹部の胃と小腸の間にあり、指を12本並べたくらいの長さであることからこのように呼称されます。十二指腸潰瘍とは、強い胃酸が十二指腸粘膜を傷つけ、深い傷となっている病気の状態です。

主な原因は?

上腹部(みぞおち部位)の疼くような痛みや出血、潰瘍が深い場合には、十二指腸に穴があく穿孔(せんこう)などがあり、腹膜炎を起こしてしまう場合もあります。

症状

胃潰瘍の痛みが食後3~4時間で起こるのに対し、十二指腸潰瘍の痛みは空腹時に起こるのが特徴です。毎日のように襲ってくる疼くような痛みが特徴的です。

検査法・診断法

吐血や下血があれば、胃カメラを用いた内視鏡検査が必要となります。出血量が、多量の場合は輸血を行うこともあります。
激烈な痛みを伴い、十二指腸に穴が開いた場合は、食物が腹腔内に漏れることがります。この場合は、緊急手術が必要となります。

治療法

治療は、潰瘍治療薬(PPI製剤)による内服治療が主流です。
十二指腸潰瘍は治癒しても再発することが多いので、継続的な観察が必要です。