直腸ポリープとは?

ポリープとは、粘膜がある場所で隆起した病変の総称です。直腸にできた隆起を直腸ポリープといいます。
直腸ポリープは、小さいものは半球状のものが多く、大きくなると短茎性・長茎性のものが増えてきます。また、扁平なものもあります。

症状

小さなものは症状はありませんが、大きくなると、下血や出血を起こすことがあります。

検査法

直腸指診、肛門鏡検査、直腸鏡検査、S状結腸内視鏡検査、注腸造影検査、大腸内視鏡検査など

治療法

技術的に可能であれば、内視鏡的ポリープ切除で治療が終わります。
内視鏡的ポリープ切除は、スネアワイヤーで腫瘍の基部を緊縛したのち高周波電流を通電して、組織破壊を作用させ切除する治療法です。ポリープの形態と大きさによっては、ポリペクトミー・腹腔鏡下手術・開腹手術と治療方法も異なってきます。