令和3年度 くるめ病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 2 | 46 | 246 | 320 | 453 | 284 | 309 | 323 | 221 | 38 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
肛門科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060241xx97xxxx | 痔核 手術:あり | 182 | 8.84 | 5.52 | 0.00 | 49.81 | |
060235xx97xxxx | 痔瘻 手術:あり | 99 | 9.38 | 5.74 | 0.00 | 42.70 | |
060220xx97xxxx | 直腸脱、肛門脱 手術:あり | 81 | 17.54 | 9.14 | 2.47 | 70.99 | |
060230xx97xx0x | 肛門周囲膿瘍 手術:あり 定義副傷病:なし | 52 | 4.87 | 7.80 | 0.00 | 43.08 | |
060220xx99xxxx | 直腸脱、肛門脱 手術:なし | 25 | 8.68 | 6.91 | 0.00 | 82.00 |
肛門科で最も多いのが、痔核の手術で、次いで痔瘻の手術となっております。
内痔核は硬化療法が減り、結紮切除術(LE)が主流となっております。
痔瘻は、17.00%が重症例(難治性)となっております。
クローン病の炎症による肛門周囲膿瘍や痔瘻の手術も増えています。
高齢者の直腸脱・肛門脱の腹腔鏡下手術も増加傾向にあり、リハビリや検査のための入院も増加しました。
内痔核は硬化療法が減り、結紮切除術(LE)が主流となっております。
痔瘻は、17.00%が重症例(難治性)となっております。
クローン病の炎症による肛門周囲膿瘍や痔瘻の手術も増えています。
高齢者の直腸脱・肛門脱の腹腔鏡下手術も増加傾向にあり、リハビリや検査のための入院も増加しました。
胃腸科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む)手術:内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 269 | 3.24 | 2.65 | 0.00 | 65.56 | |
060180xx99x2xx | クローン病等 手術:なし 手術処置等2:2あり | 66 | 3.83 | 18.68 | 0.00 | 42.30 | |
060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む)手術:なし | 60 | 1.88 | 2.98 | 0.00 | 76.55 | |
060185xx99x0xx | 潰瘍性大腸炎 手術:なし | 39 | 19.90 | 12.05 | 0.00 | 50.69 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア 15歳以上 手術:あり | 33 | 9.33 | 4.74 | 0.00 | 64.27 |
胃腸科では、大腸がんであれば、診断から緩和ケアまで看ることが可能です。
化学療法チームも参集し、キャンサーボードを毎週行っております。
また、大腸ポリープががんになる前に切除できるように、検査等の啓蒙活動にも力を入れています。
指定難病のクローン病と潰瘍性大腸炎については、専門的な治療を行っております。
抗TNFα抗体製剤のインフリキシマブ等による治療は間隔をあけての投与が必要で、入院される患者様も多くなっておりますが、
出来高払いとなっておりますので、ランキング上位ではありますが、外しております。
今年度は、クローン病や潰瘍性大腸炎の増悪による治療や、鼠径ヘルニアが多くなっております。
化学療法チームも参集し、キャンサーボードを毎週行っております。
また、大腸ポリープががんになる前に切除できるように、検査等の啓蒙活動にも力を入れています。
指定難病のクローン病と潰瘍性大腸炎については、専門的な治療を行っております。
抗TNFα抗体製剤のインフリキシマブ等による治療は間隔をあけての投与が必要で、入院される患者様も多くなっておりますが、
出来高払いとなっておりますので、ランキング上位ではありますが、外しております。
今年度は、クローン病や潰瘍性大腸炎の増悪による治療や、鼠径ヘルニアが多くなっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
大腸癌 | 23 | 12 | 14 | - | 10 | - | 2 | 9 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
大腸がんの手術は、昨年度と比べると、ステージⅡ~Ⅳが減少し、ステージⅠの手術が増加しています。
がんの早期発見、早期治療に努めております。
大腸がんについては、予防(大腸がん検診)から治療(腹腔鏡手術・開腹手術・抗がん剤治療・化学療法)まで、
一貫して行っております。
症例数10件未満については、患者様が特定されないように「-」となっております。
がんの早期発見、早期治療に努めております。
大腸がんについては、予防(大腸がん検診)から治療(腹腔鏡手術・開腹手術・抗がん剤治療・化学療法)まで、
一貫して行っております。
症例数10件未満については、患者様が特定されないように「-」となっております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | - | - | - |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
年間該当症例数10件未満となっております。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
年間該当症例数10件未満となっております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
肛門科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7434 | 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術(硬化療法)を伴わない) | 164 | 0.45 | 8.04 | 0.00 | 49.33 | |
K7461 | 痔瘻根治手術(単純) | 83 | 0.33 | 6.78 | 1.20 | 40.96 | |
K745 | 肛門周囲膿瘍切開術 | 59 | 0.05 | 3.95 | 1.69 | 46.08 | |
K7522 | 肛門形成手術(直腸粘膜脱形成手術) | 44 | 0.45 | 8.52 | 0.00 | 65.61 | |
K742-2 | 腹腔鏡下直腸脱手術 | 29 | 4.07 | 23.34 | 3.45 | 77.97 |
肛門科は、痔核や痔瘻の手術が多くなっております。
昨年度と比べると、肛門周囲膿瘍の緊急手術や直腸脱が増えております。
痔瘻根治手術は、単純と複雑があり、重症例が増加傾向にあります。
クローン病で肛門の周囲が炎症をおこし、肛門周囲膿瘍切開術が行われることも増えております。
手術のコードが多様にあり、ランキング上位に入っていませんが、肛門部感染性腫瘍の手術も多くなっております。
高齢者の直腸脱・直腸粘膜脱の手術が増えており、肛門形成手術や腹腔鏡下の直腸脱手術が上位に入ってきました。
昨年度と比べると、肛門周囲膿瘍の緊急手術や直腸脱が増えております。
痔瘻根治手術は、単純と複雑があり、重症例が増加傾向にあります。
クローン病で肛門の周囲が炎症をおこし、肛門周囲膿瘍切開術が行われることも増えております。
手術のコードが多様にあり、ランキング上位に入っていませんが、肛門部感染性腫瘍の手術も多くなっております。
高齢者の直腸脱・直腸粘膜脱の手術が増えており、肛門形成手術や腹腔鏡下の直腸脱手術が上位に入ってきました。
胃腸科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 262 | 0.13 | 2.16 | 0.00 | 65.57 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 33 | 1.00 | 7.33 | 0.00 | 64.27 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 24 | 4.29 | 21.58 | 0.00 | 72.83 | |
K739-2 | 経肛門的内視鏡下手術(直腸腫瘍に限る) | 12 | 1.00 | 8.83 | 0.00 | 61.33 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) | 11 | 3.55 | 3.55 | 0.00 | 66.45 |
胃腸科で最も多いのは、内視鏡での大腸ポリープ切除術です。
ポリープの大きさや、個数などで、1~3日の入院となっております。
くるめ病院では、腹腔鏡を使って、身体への負担をできるだけ少なくした低侵襲性の手術を行っております。
大腸がんや鼠径ヘルニア、クローン病や潰瘍性大腸炎に対する結腸切除術も、ほとんどが腹腔鏡下で行います。
腹腔鏡下手術は、お腹の傷も小さく、術後の痛みも少ないことが特徴で、社会復帰が早くなってきております。
今年度は、良性腫瘍(大腸ポリープ)の手術が増えており、早期発見でガン化する前の治療が多くなっております。
ポリープの大きさや、個数などで、1~3日の入院となっております。
くるめ病院では、腹腔鏡を使って、身体への負担をできるだけ少なくした低侵襲性の手術を行っております。
大腸がんや鼠径ヘルニア、クローン病や潰瘍性大腸炎に対する結腸切除術も、ほとんどが腹腔鏡下で行います。
腹腔鏡下手術は、お腹の傷も小さく、術後の痛みも少ないことが特徴で、社会復帰が早くなってきております。
今年度は、良性腫瘍(大腸ポリープ)の手術が増えており、早期発見でガン化する前の治療が多くなっております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 15 | 0.67 |
異なる | - | - |
入院契機が同一とは、入院した時から同じ状態だったことをいいます。
異なるとは、入院した後にこの状態になったことをいいます。
くるめ病院では、インフェクションコントロールドクターを中心としたチームで
入院するすべての患者様に安心していただけるように院内の感染予防対策に取り組んでおります。
症例数10件未満の数値については、患者様が特定されないよう「-」となっております。
異なるとは、入院した後にこの状態になったことをいいます。
くるめ病院では、インフェクションコントロールドクターを中心としたチームで
入院するすべての患者様に安心していただけるように院内の感染予防対策に取り組んでおります。
症例数10件未満の数値については、患者様が特定されないよう「-」となっております。
更新履歴
- 2016/9/23
- 平成27年度病院指標公開
- 2017/9/14
- 平成28年度病院指標公開
- 2018/9/14
- 平成29年度病院指標公開
- 2019/9/9
- 平成30年度病院指標公開
- 2020/9/4
- 令和元年度病院指標公開
- 2021/9/2
- 令和2年度病院指標公開
- 2022/9/7
- 令和3年度病院指標公開
20歳代~50歳代は、クローン病の疾患が最も多く、
60歳代~80歳代は、大腸ポリープが多い傾向となっております。
また、今年度は、70歳代に上行結腸がん、80歳~90歳代に直腸脱が増えております。
年代別に多い疾患は以下の通りです。
10歳代 小腸大腸クローン病 潰瘍性大腸炎・全大腸炎型
20歳代 小腸大腸クローン病 潰瘍性大腸炎・全大腸炎型
30歳代 小腸大腸クローン病 第3度痔核
40歳代 小腸大腸クローン病 大腸クローン病
50歳代 大腸クローン病 小腸大腸クローン病
60歳代 大腸ポリープ 第3度痔核
70歳代 大腸ポリープ 第3度痔核 上行結腸がん
80歳代 大腸ポリープ 直腸脱
90歳以上 直腸脱 第3度痔核
昨年度と比較すると、40歳代と80歳代の患者様が増加傾向にあります。
65歳以上の患者様が全体に占める割合は、33.54%となっております。