便失禁の検査について

1.大腸輸送能検査
レントゲン不透過マーカーを3日間内服し、4日目にお腹のX線写真を撮影します。残ったマーカーを計測し、大腸の働きを診断します。

2.肛門内圧検査
圧カテーテルを肛門に挿入し、肛門括約筋機能を評価します。

3.直腸感覚・容量検査、直腸肛門反射
バルーン付カテーテルを直腸内へ挿入し、直腸の働きを検査します。

4.肛門超音波検査
内外肛門括約筋の統合性や欠損部位を評価します。

5.排便造影検査
直腸内に造影剤を注入し、排泄時の状態を観察します。

6.筋電図検査
原因が神経にあるかどうかを調べます。